初心者でも簡単!断線したBeatsイヤホンを修理してみた
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きっかけ

まず初心者の自分がイヤホンを修理し始めた経緯を説明します。きっかけを読んだことに対する修理への影響はありませんので、あなたの経緯には興味ないよという方は、修理からお読みください。

動画もあるので、そちらもご参考にしてください。

どうしても高音質で音楽を聴きたい高校生

バイトが禁止でお金がない高校生の自分は、どうしても高音質なイヤホンで音楽を聴きたいと考えていました。しかし音質のいい商品になるとどうしてもそれ相応の値段になり、新品だと絶対に買えません。

ということで中古でよさそうなイヤホンを探し始めました。ところがどの中古もあまり値が下がっておらず、買えませんでした。

壊れかけのイヤホン

高音質というモノへの憧れから、まだ諦め切れません。そこで閃きました、「壊れかけのジャンク品を買って、直せばいいじゃん」と。

確かにジャンク品は価格が安いが、直せるという保証はないし、イヤホンを修理したこともなく、無駄遣いになる可能性もありました。しかしその時の自分は何を思ったか、メルカリで片耳が聞こえない約1000円のbeats製イヤホンを見つけ、迷うことなく購入しました。

修理

イヤホンの大体の原因は、断線です。

他にも水没や粉砕の可能性も考えられます。今回は断線についての修理の方法を説明します。

修復場所

まずどこが断線しているかを把握する必要があります。

内部の断線の場合、曲などの音を再生しながら、断線場所付近のコードを押したりくねくねしたりして、音が聴こえるようになったり、聴こえなくなったりしたら、そこが断線場所になります。(断線が複数ある可能性もあります)

断線する可能性が高い場所は、

  • プラグ(スマホとかと繋がる部分)とコードの間
  • ドライバー(音が出る場所)等があるところとコードの間 のような負荷のかかりやすいところです。

特にこの記事では、ドライバー等があるところの断線になります。プラグ付近の断線の場合、こちらをご覧ください。

自分の場合、片手でドライバー側、もう一方の手でドライバー付近のコードを持ち、互いに押してみると、音が聴こえたので、ドライバー付近の断線だと予測しました。

必要なもの

  • はんだごて
  • ニッパー等(必要に応じて)

取り外し

ドライバーが入っている箱部分の取り外せそうなところをまず探します。

ネジの場合

ネジがある場合は、(工具の方の)サイズの合ったドライバーで空けてください。

接着剤?の場合

ネジのようなものが見つからない場合は、接着剤等で結合している可能性が高いです。

まず外れそうな場所(隙間が見えるところ)を探します。

種類によっては温めると接着剤の接着が弱まり、外れやすくなるので、ドライヤーで温めるなど試してみてください。

はんだ付け

導線の片方が、外れていました。外れた場所にはんだ付けしたの跡が残っていると思うので、温めた半田ごてでその部分を温め、外れた部分をもう一度取り付けてください。

断線部分が繋がったら、取り付けを行う前にイヤホンから音を出して、音が出ることを確認してください。(音が出なかった場合、しっかりと金属同士が接触しているか、他の導線も切れているか、違う場所にはんだしてないかなど確認します。)

取り付け

最後の作業の取り付けは、取り外した時の逆再生のように元に戻せれば完了です。

まとめ

今まではイヤホン等を直したことがなく壊れたらおしまいであったが、今回のように直せることもあるので、直せたらラッキーだなというくらいの気持ちでどんどん色々な物直していこうと思いました。